流星というのは正体はなんなのですか?

流星というのは正体はなんなのですか?

今双子座流星群が話題になっており、私も...流星というのは正体はなんなのですか?

今双子座流星群が話題になっており、私も空を眺めていました。

幸運なことに3個の流れ星をみれました!

 そこで疑問なんですが、なぜ一種で消えてしまうのでしょうか?

どのくらい上空を飛んでいるのでしょうか?

なぜ空が見える範囲の端から端まで流れないんでしょうか?

時速何キロくらいの速さでしょうか?

質問羅列してすいませんが、教えてください。すいません。一種の所、一瞬です。○○流星雨は彗星が通った通り道に残された塵が地球の大気に飛び込む現象です。

彗星が撒き散らした塵ですから、ほとんどはミリ単位の氷です。

その氷が地球の大気に高速で飛び込むと、前方の大気を圧縮し(断熱圧縮)、大気がプラズマ化して発光します。

そのプラズマの熱で塵が気化してしまえば、発光は終りです。

 

それとは別に、小惑星帯で衝突が起きた時の破片や、火星や月に隕石が落ちた時に舞い上がった岩石の破片が地球に飛び込んでくることがあります。

こちらは岩石や金属なので、大きいものなら全てが気化してしまうこともなく隕石として地表に落下する場合もあります。

地球に落下するコースにある隕石は大気で充分減速されますので、地上20kmくらいの高度で光らなくなります。

地球の大気をかすめるような隕石なら、大空を横切るような流れ星になることもあります。

 

尚、気化した水蒸気や岩石蒸気は再び凝固し、小さな大気浮遊物となって最終的に地球に降り注ぎます。

 

流星の突入速度は地球の公転速度が30km/秒なので、40km/秒程度で飛び込んでくるものが多いようです。

40km/秒というのは、地表での音速が340m/秒なのでマッハ118(音速の118倍)に相当します。

ちなみに、スペースシャトルの最高速が秒速8km/秒程度、月に行ったアポロ宇宙船の最高速度が11km/秒を少し越えた程度だったと思います。山陽新幹線の営業最高速度の時速300kmも秒速に変換すれば83m/秒でしかありません。あーざーっす